ダイエット小ネタ⑧“ながら食べ”が太る理由とは?
2025年06月08日 ブタ子
テレビを見ながら、おしゃべりしながら、スマホをいじりながら…
ついついやってしまう「ながら食べ」。実はこの何気ない行動が、無意識のカロリー摂取を増やし、太りやすくなる原因になっているのです。
「ながら食べ」とは何か?
ながら食べとは、食事に集中せず、以下のように他の行動をしながら食べることを指します。
- テレビやYouTubeを見ながら
- スマホやゲームをしながら
- 勉強や仕事をしながら
- 会話に夢中になって食べている
- 体型鑑定で気に入った鑑定結果が出るまで鑑定を繰り返す
一見リラックスした時間に見えますが、脳が「食べている」という感覚を十分に得られず、満腹を感じにくくなるというデメリットがあります。
ながら食べが太る3つの理由
- 満腹感が得られにくい
人間の満腹感は、単に胃が膨れたことだけではなく、視覚・嗅覚・咀嚼回数などの五感の情報によって判断されます。
ながら食べをすると、目や耳が他の情報に気を取られてしまい、脳が「ちゃんと食べた」と認識しづらくなります。結果として、量は足りているのに、満足感が得られず、さらに食べてしまうのです。 - 咀嚼(そしゃく)が減る → 消化にも悪影響
何かに集中していると、咀嚼の回数も自然と少なくなりがちです。咀嚼が減ると、消化が悪くなり、血糖値の急上昇や脂肪の蓄積にもつながりやすい状態になります。
また、よく噛まないと満腹中枢が刺激されるまでに時間がかかり、食べ過ぎる原因にもなります。 - 食べた量を記憶していない → “もう一回食べよう”現象
テレビやスマホに夢中になっていると、「どれくらい食べたか」を脳が記憶していないことが多くなります。これにより、後から小腹が空いたと感じ、再び間食に手が伸びやすくなるのです。
科学的な裏付けもある!
ある研究では、テレビを見ながら食事をしたグループと、静かに食事だけをしたグループを比較したところ、テレビを見ながら食べたグループの方が平均で10~25%ほど多くカロリーを摂取していたという結果が出ています。
さらに、ながら食べの人は次の食事でも多く食べてしまう傾向があることも判明しています。
対策:「食事の時間は“ひとつのこと”だけ」
ながら食べをやめて、“食事に集中する時間”を作ることがダイエット成功の鍵になります。具体的なポイントは以下の通りです。
- テレビやスマホをオフにして、食事だけに集中
- 一口ごとに箸を置き、ゆっくり味わう意識を持つ
- 噛む回数を増やし、口の中で味わう時間を伸ばす
- 「感謝して食べる」習慣を意識する(マインドフル・イーティング)
- 体型鑑定の毒舌鑑定結果を噛みしめながら食べる
食事=“作業”ではなく“体への投資”
忙しい現代人にとって、「ながら食べ」は時間効率を求める習慣とも言えます。しかし、それが続けば、体の声を無視した“食べグセ”につながり、知らず知らずに太ってしまうのです。
逆に、食事を“体への大切なエネルギー補給”と考え、丁寧に向き合うだけで自然と食事量も整っていきます。
まとめ
ながら食べは、日々のちょっとした無意識が積み重なった“太り習慣”の代表格。
逆に言えば、それをやめるだけで、摂取カロリーを抑え、満腹感を得て、食べ過ぎを防ぐことができるのです。
「今日の食事だけは、画面を見ずにゆっくり食べよう」
その小さな一歩が、確かな変化をもたらします。
※誤ったダイエットは健康を損なう恐れがあります。必ず医師や管理栄養士など専門家の指導を受けてください。
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