ダイエット小ネタ⑩寝るだけで痩せる?睡眠とダイエットの深い関係
2025年06月10日 ブタ子
「痩せたいけど、運動も食事制限もつらい…」
そんな人に知ってほしいのが、「質の良い睡眠」こそが痩せ体質を作るカギだということ。
実は、私たちの体は眠っている間に脂肪を分解し、ホルモンを調整し、代謝を整えるという、まさに“痩せる準備”をしているのです。
睡眠不足が太る本当の理由
- 食欲ホルモンが乱れる
睡眠不足になると、次の2つのホルモンのバランスが崩れます。- グレリン(食欲を増やすホルモン)が増加
- レプチン(満腹を伝えるホルモン)が減少
- 甘いもの・脂っこいものを欲しやすくなる
睡眠が不足すると、脳の「報酬系」が活発になり、高カロリーで即効性のあるエネルギー源=糖・脂質を欲する傾向が高まります。
この結果、朝から菓子パンやラーメン、間食にスナック菓子…と、ダイエットに逆行する食欲の波が押し寄せてきます。
睡眠中に痩せるメカニズム
実は睡眠中、体はじっとしているだけではありません。次のような脂肪燃焼モードに切り替わっています。
- 成長ホルモンの分泌(ゴールデンタイム)
特に深い眠り(ノンレム睡眠)中には、成長ホルモンが大量に分泌されます。これは子どもの成長だけでなく、- 脂肪の分解
- 筋肉の修復・生成
- 肌の再生
- 自律神経の調整
ぐっすり眠ることで、交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスが整い、代謝のリズムが回復します。これにより、体温調節・血糖コントロール・ホルモンバランスも正常に。
痩せ体質をつくる「睡眠習慣」のポイント
- 毎日同じ時間に寝起きする
→ 体内時計が整い、ホルモンも安定 - 理想の睡眠時間は7~8時間
→ 6時間未満だと代謝が落ち、太りやすくなる - 寝る90分前に入浴(40度・15分)
→ 深部体温が下がることで、深い眠りに入りやすい - 就寝前のスマホ・カフェインを避ける
→ ブルーライトや覚醒物質は眠りを浅くする - 寝る前に軽くストレッチや深呼吸をする
→ 自律神経がリラックスモードに切り替わる
よくある質問
Q.寝る直前に食べると太るって本当?
→ はい、本当です。寝る前に食べると、体が“消化”にエネルギーを使ってしまい、“脂肪燃焼”が後回しになります。食事は就寝の3時間前までが理想。
Q.寝すぎても太る?
→ 可能性はあります。9時間以上の長時間睡眠が続くと、代謝が低下するという研究も。過不足のない睡眠がベストです。
まとめ
「痩せたいなら、まずはしっかり眠る」――これは、運動や食事制限よりも先に取り組むべき基本です。
質の良い睡眠が、ホルモンを整え、代謝を上げ、無駄な食欲を抑えてくれます。
つまり、寝ることは「最高のダイエット投資」。
まずは今日、1時間早く布団に入ることから始めてみましょう。
※誤ったダイエットは健康を損なう恐れがあります。必ず医師や管理栄養士など専門家の指導を受けてください。
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